Story

triのエリーってどんなひと?

コーチングをお願いするか悩んでいるときや、
コーチがどんな人か事前に知りたい方向けに
「エリーってこんな人」が少しでも伝わるように、
インタビューをしていただきました。

信頼できるビジネスパートナーの方に
インタビューをしてもらったので、
私自身もすごくフランクな感じでお話しています。
お時間があるときにでも、よければお読みください。

昔は、どんなに頑張っても、
優秀な人のやり方を知っても、
全然うまくいかなかった

コーチになる前

ー コーチになる前のエリーさんって
どんな感じだったんですか?

コーチになる前

新卒で入社したのは人材系の会社で100%新規開拓の法人営業だったんだけど、
どんなに頑張っても成果がでなかったし、でもなんとか頑張らなきゃ
ってがむしゃらだった
から、深夜残業は当たり前、土日も家で企画書作り、
ただそれでも毎月売上目標が未達成で、ついには上司から
戦力外通告されちゃったし、そのあと転職したところもブラックで
暴言だったり蹴られたりで体調を崩して半年で退職しちゃったんですよね。

そのまま2ヶ月ぐらい無職で「自分には価値が無いな。」ってなったけど
どうにかしないといけない、って踏みとどまって藁にもすがる気持ちで
何でもいいから資格みたいな武器が欲しくて勉強頑張ったりもしてた。

そこからは結果的に人事関連のお仕事にかれこれ10年以上携わっていたんだよね。

たまたまの15分で出会った
“ストレングスファインダー®”

コーチになる前

ー ストレングスファインダーとか、コーチングやろう!
ってなったのは何かきっかけがあったんですか?

コーチになる前

2016年に会社でストレングスファインダーの研修を受けたとき、
「ひと枠、急遽空いたから大久保くん受けてきなよ。」
って最初は受ける予定もなかったのに15分だけストレングスファインダーのコーチのセッション受けるって
なっちゃって。

その時は正直期待もしてなかったけど(笑)、当時自分の苦手なこととかうまくいかないことに
対して、「大久保さんの資質をベースにこう考えて動いたら良いんじゃない?」ってアドバイスを受けたことで、

「たしかに」って笑っちゃうぐらいに腑に落ちた感覚があったんですよね。

それまで10年近く、弱みを無くすために色々な資格を取ったり、自分の武器を新たに用意して補おうとか
思ってたけど、そうじゃなくて、もともとある強みでパフォーマンスが上がるやり方のほうが
自分でもかなりしっくりきた
っていうのもあったし、その時に、「あなたはコーチに向いてるよ」
って言われて、この頃“どうにか自分を変えたい!”って思ってたのもあったから、勢いで「じゃあやります」
って言ったことが今思えばきっかけだったりしたのかな。

そのあと4年間、コーチに助言されたことをベースにやってたら仕事もやりやすくなったし、成果も出るし、
自分の強みってちゃんと使ったらめっちゃ面白いじゃん!って言い方変だけど、“いろいろ自分の強みで
遊び始めた”感覚
で、そこからもっとやりたい!ってなって、認定コーチも結果的に学びたくて取得したって感じでした。

上司と同じやり方じゃなくていいから、
もっと楽に

コーチになる前

ー エリーさんって「楽に」を結構大事にしてる
印象があるんですけど、楽にってどういうイメージですか?

コーチになる前

みんなもっと仕事に対してラクしていいと思ってて。

イメージでいうと効率的にって感じなんだけど、例えば、同じタスク管理
一つとっても、人によって効率的なのは手帳に書いたり、アプリ使ったり、
って全然違うように、自分にとっての効率の良さを探していくのが大事だなって
思ってるんですよね。

それに、100の力で頑張っても2とか3ぐらいしか成果が出ないことをずっと
頑張るよりも、1の力で100の成果が出る方が単純によくない?
って
思ってて、だったら上司と同じやり方じゃなくていいから、自分にあったやり方で
より良い成果を残せていく方がいいよねってことを伝えていきたいんですよ。

コーチになる前


ー 伝えていくのはコンサルタント
じゃなくてコーチとしてなんですか?

結果としてやっぱりコンサルタントでもなく、一緒に答えを探すコーチという形が1番あっていたとは思いますね。

強みだけじゃなくて在り方そのものもコーチングを通じて、その人の中にある可能性をまだまだ追求していけたらと思えるものだから、
もっと自分だけじゃなくて、同じように苦手とか何かを補おうとしている人たちの可能性も広げられるなって思ったんですよね。


コンサルとかみたいに、「こうすべき!」って答えを示すんじゃなくて、あくまで可能性を提示したり一緒に自分の強みに振り切って考えることで、
どこまでいけるんだろう!って可能性っていくらでも広げられるな〜って実際に関わったクライアントさん見ててもやっぱり思うところ。

これまで無理してでも、苦手と正面から向き合ってきたからこそ、もっとその人の良さとかをベースに「もっと楽に」っていうサポートを
コーチとしてしていけることが結果としてやりがいにも繋がっているかな。

コーチになる前

ー 例えば、苦手を克服しようって人をみてると
"もどかしい"みたいな気持ちになるんですか?

コーチになる前

もどかしいっていうよりも、むしろ、今の状態で頑張ってこのレベルまでこれたんだったら、強みに振り切ったらこの人はどこまで可能性広がるんだろう、ってワクワクしちゃう感じかな。

自分だけのスタイルって一度分かると今よりも気持ち的にラクに生きられるから、それを一緒に考えて、ひとりひとりの可能性を広げていけたら嬉しいなって思います。

今のクライアントさんも優しい人が多くて、だからこそ人間関係で悩む人とかも多いのかな。でもそういう人が、事実や環境は何も変わってないけど、 自分の強みの使い方が分かることで、捉え方が柔軟になったり、周りにも 自分にも厳しくなりすぎないようになって、人間関係が楽になったって感想を頂くことも多いですね。それってその人の可能性もいろんな面で広がっているし、改めてその人がちょっとでも楽になったのであれば良かったなと思いますね。

最後まで読んでくださった方へ

コーチになる前

ー 今のクライアントさんや、
興味持ってくださっている方に
伝えたいことをお願いします

コーチになる前

本当はみんな弱みを無くすことに時間を使うよりも、“強みを使って自由に生きたい“と
願っているんじゃないかな。

みんなそれぞれ苦手の克服のために自分なりに努力してきたと思うけど、
もともと積み重ねてきたものでも充分良いもの持っているじゃんって思っています。

何でもできるスーパーマンになる必要はないし、もしかしたらいろいろ
「あれが足りない、これが足りない」って身に着けすぎて逆に重くて動きにくく
なってしまっていないかな。もしかしたら自分の体にはあってないものがあるかもしれない。

なにか自分なりにパフォーマンスを高めていこうと思ったときは、誰かのことを完全コピーするとか、
新しく何かを身に着ける必要はなくて自分だけのやり方を整えていくほうが成果は出やすいもの。

それはほんのちょっとのコツをつかむだけで出来るし、一度分かると自分だけのスタイルとなって
今よりもラクに生きられるもの
なんです。


弱みの改善では失敗を減らすことはできても大きな成功はできない。
自分の本来持っている個性に立ち戻って、それを活かして持っている強みを磨き上げていこう。
そんな強みを活かしたいという気持ちをそばで見守る存在になっていけたらなと思っています。

合同会社 tri 代表 CEO

大久保